製品特性概要
以下はゾルゲンスマの製品特性の概要です。
詳細及び最新の情報につきましては、こちらをご参照ください。
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ゾルゲンスマは、脊髄性筋萎縮症(SMA)の根本原因である
SMN1遺伝子の機能欠損を補う、遺伝子治療用ベクター製品である
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ゾルゲンスマは、2歳未満のSMA患者に対し単回の静脈内投与を行う
(※詳細は添付文書をご参照ください。)
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SMA 患者を対象とした臨床試験において、本品が投与された82例(日本人2例を含む)中35例(42.7%)に副作用が認められた。主な副作用は、AST増加9例(11.0%)、ALT増加、トランスアミナーゼ上昇及び嘔吐が各6例(7.3%)であった(2019年3月8日
カットオフ)
重大な副作用として肝機能障害(19. 5%)、肝不全(頻度不明)、血小板減少症(6. 1%)が現れることがある
※:本試験の用法及び用量は、コホート1(n=3)では本品3.7×1013vg/kg、コホート2(n=12)では1.1×1014vg/kgの単回静脈内投与であった。
安全性の詳細は、添付文書の「不具合・副作用」及び臨床成績の「安全性の結果」をご参照ください